プレイレポート


実際プレイしてみた感想など。

第3回 (20080113(Sun)19:00〜12:19)
参加者:麗門℃.Jr、(いいなづけファンクラブ)、katto、”秀吉”
邪神:”暗愚の実体”アザトース
探索者:ジェニー・バーンズ(好事家)、ハーベイ・ウォルターズ(教授)、ケイト・ウィンスロップ(科学者)、ヴィンセント・リー(医者)
アーカム名誉市民:ヴィンセント・リー(ゲート4、モンスター3)
結果:勝利(勝利点27、ゲート10、モンスター13、旧き印3)
特記:
 今年めでたくご卒業なさる麗門℃.Jr先輩をわざわざ呼んでのプレイ。そのお陰か、対決する事になった邪神は『復活させたら最終戦闘を行えずに敗北になる』アザトースでした。
 『封印失敗すると即敗北なんて如何にもアーカムホラーらしいじゃあないか』とイタクァ、イグと言った下位の邪神としか戦っていない我々(しかも、どちらも最終戦闘で決着をつけた)は気を引き締めてかかったのですが……。
 先ずセットアップの不定の所持品分配の時点でつまずきましたw
 初期の所持品については自分の分(リー)だけしか覚えていないのですが、アザトースの最後の呪い×2(これからそのアザトースと戦うと言うのに!)、オートバイ、十字架と言うようにまともな武器が出てこず、以降も慢性的な武器不足に陥ってしまいました……。まぁ、オートバイについては移動力が大幅上昇して1ターン目から「骨董品の店」に行く事ができ、そのお陰でいつ如何なる状況でも大活躍した超強力アイテムである「Healing Stone」を購入、そしてそれで山札が消費されたお陰でジェニーが「旧き印」を購入することが出来たので、結果オーライと言ったところでしょうか。
 さてさて、最初の内は「旧き印」や移動ポイントを消費する事で読む事が出来る書物でクルー・トークンを稼ぎまくったお陰でゲート封印が上手く言ったのですが、モンスター大量発生や、遭遇でモンスターが盤上に「星の落とし子」「黒き仔山羊」「空鬼」(負けたら時空の狭間に落とされる!)「クトーニアン」(毎ターン1/2の確率で地震が起きる…)と言ったような大物モンスターが大量出現!しかも、正気度が減っているキャラクターが須く南に(正気度を回復できる精神病院は北にあるのです)いたにも関わらず、北側の環状になっているところにモンスターが出現した為、まるでローテーションをするかのように「星の落とし子」がのっしのっしと歩くのでそこでターンやリアルな時間まで消費してしまいました。
 そんな詰んだかと思われる状況でしたが、偶然出た『魔法のコストが0になる』神話カードのお陰で正気度が高く、正気度ダメージを1点軽減する教授が「アザトースの最後の呪い」で星の落とし子の一角を倒してからまたゲームは動き始めました。「魔法の刃」「魔法のナイフ」の二刀流でモンスターを薙ぎ払い続けるジェニー、高い正気度、知識力を持つ教授や、回復能力を持つリーは1ターンで異世界から帰ってこれる「Find Gate」の魔法を引っさげゲートに突入、そして皆が頑張っている中「歴史協会」にこもり続けるケイトwと言った風に各々やる事を見事に分担してゲームを進めた結果、無事に破滅カウント12/14でゲートを全て閉じる事が出来ました。
 ん?何か一人だけサボっている奴がいるって? いえいえ、ケイトがいるマスにはモンスターやゲートが出現しないという特殊能力があるのでそれでいいんですよ。3回くらい『$3払わないならこっから出てけ』と言われたり、同じくらい『何か恐ろしい事に気付いて正気度にダメージ』を受けたり、6回くらい『地質学の若い教授シンディー・フレミングに「黒の洞窟に行こうよ行こうよ行こうよ〜〜」』と誘われたりした挙句、一度も歴史協会にはゲートは開きませんでしたけどね!wwwまぁ、他のところでゲートを3回ほど阻止していたのでまあよしとしましょう。
 彼女に限らず遭遇ではロクなのがなかったような気がします。ジェニーが$10位持ってヒブの酒場に行ったら有り金全部すられたりとかもありましたし、ケイトが最初に「骨董品の店」で遭遇カードを引いた所「呪われ」、以後6ターンそれが続いたり、リーが折角祝福されたのに2ターンでそれが切れたりとか、まぁ勝ったからいいものの割と踏んだり蹴ったりでした。
 このような厳しい戦いを生き抜いていく過程で、色々な戦術というのが身についていった事が今回の一番の報酬だったような気がします。例えば、『キャラクターをどう動かすとかは、各々の手番ではなく、維持フェイズに皆で話し合って決める……』とかね!


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