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獣化病のせいで熊と化し仲間に襲い掛かってきたジョーを叩き伏せた場面から開始

　仲間からフクロにされたジョーは人間の姿に戻ります。瀕死なので回復が必要です。しかしジョーは全裸、しかも回復役の私達は二人とも若い女です。他の男三人の中に服を着せてやろうとか考える人格者はいません。完全にセクハラです。結局私達は裸のままのモンクを回復しました。そして、この事件によってミークは心に傷を負い、引きこもってしまいます。
　次の朝、裸で起きたジョーはここでも他の男三人にさんざんいじらていました。Sサイズの服を着せられたりとか。そして、ジョーをいじり倒した一行は、引きこもるミークを尻目に何事も無かったかのように街へとむかって行きました。

　街まであと一日というところ、私達は遠方から５匹のオーガがこちらに向かってくるのを見つけます。すぐさま名無しが<ファイヤーボール>を発射、戦果は撃墜１中破４。近づいてきた敵はジャベリンを投擲、しかし全弾こちらの手前に落ちます。反撃で<ヘイスト>がかかったジョーが突っ込み全機撃墜。他に戦闘らしい戦闘も無く、無事街に着きます。

　街に入ると何だか雰囲気が変です。とか思ってたらいきなり囲まれて<ディテクトイービル>をかけられてしまいます。一応邪悪なキャラはいないので反応は無し。何事？といって事情を問い質すと、最近悪のモンク集団による殺人事件があったらしく、ジョーがその仲間かと疑われたようです。早速その事件について調べることになりました。すると、モンク集団はすでに街を去っていること、被害者は街の知識人とモンクだということ、その集団はジョーの因縁の相手だということが判明。すでにいないものはどうしようもないので、その街で数日間、普通に装備を揃えたりします。そして遺跡のそばの村まで六日間の行程へ。

　途中に村をひとつ経由してやっと目的の村に着きます。途中の村でも村人から怖がられていたジョーはさすがに学習して馬車の中に隠れています。ここも同じように暗い雰囲気、話を聞くとやっぱりモンク集団が村の賢者を殺していました。その後モンク集団は北の村へ行ったそうです。北の村について尋ねると、そこには古くから伝わる踊りがあるとのこと。それを聞いて、北の村＋伝統の踊り＝半裸のおやじという謎の電波を受信してしまった人達が、ジョーに着せるため"舞踏会に出ても恥ずかしくない素敵スーツ＆パピヨンマスク"を村の服飾名人に特注していました。
　次の日、村のそばの遺跡に行ってみます。何者が侵入した形跡もありませんが普通に警戒しながら問題のアイアンゴーレムのもとへ。するとどこからともなく声がします。
「よく鍵を持ってきた。これにより第四の封印は解かれ、この一帯は聖域となる。ここで戦うと天罰が下るであろう。」
そしてゴーレムの後ろの扉が開きます。部屋の中には魔方陣、そしてドラゴン語でなにやら書かれているようです。唯一ドラゴン語が読める名無しが、
「この魔方陣は別の階層へテレポートするためのものである。この魔方陣に踏み入るかこの文章を読んだ者はテレポートさせられる。」
と読み上げた途端に消失。飛ばされたものは仕方が無いのでみんな魔方陣を踏むことになりました。

　そして気がつくとそこは見知らぬ部屋の中、壁に扉が一つあるだけの部屋です。調べても何も無いのでとりあえず外へ。何だか暑いし植生も違うみたい。偵察のため、ウサ耳を装備した名無しがソルマック二世を抱えてジャンプ。地理が違う、ここは島のようだ。というわけで、どうやら知らない場所に来てしまったようです。しかし冒険者はこの程度のことでは悩みません。偵察で見つけた近くの村に行ってみることになりました。 　そして村、さっそく第一村人発見。すみませーんと話しかけてみると、
「あんたらどこからきたなっすか？」
と未知の方言で尋ねられてしまいます。正直にさっきの部屋(謎の建物)から来たと答えると、不思議そうな様子です。話題を変えてこの村のことをきいてみると、この村はアオモーリというそうです。とりあえずもとの世界のお金が使えそうか見せてみると、見たことはないが貨幣なので使えるだろうと答えてくれます。一番の問題が解決したところで、この村の村長さんの所へ連れて行ってもらうことになりました。

続く

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