●ワーベアモンク(ジョー)に対する追加ルール
 ・熊化して行った戦闘の経験点はクラス:熊にも加算される。
 ・モンクは熊化した時、熊レベルと同じモンクレベルまでの特技、特殊能力を使用できる。
 ・モンクの特技、特殊能力の使用はモンクの意識の有無に関係しない。
 ・熊状態での共通語の発話は熊レベル×2以下を目標とするロールで判定する。

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 今回名無しは梟の復活だか弔いだかで東奔西走中。

 前回は通りすがりのダークナーガに会いましたが、残りの三日は敵も出ず無事に街にたどり着きます。
 外観は遺跡を再利用して街にした感じです。あと今更ですがこの街の名前はセンダーイというそうです。心なしか牛が多いような・・。街に入ると早速情報収集を開始しますが、何故か伝説についてではなく北のオーガの集落のことから調べ始めます。しかし、たいした情報は無し。次にこの世界について調べると、アオモーリより北にはエゾの街があること、センダーイの南にはエドの都があることがわかります。最後にこの街の伝説とかを調べます。すると、この街の遺跡部分にゴーレムがいて、さらにその辺りに古の壁画が描かれているとのこと。早速そこに行き、まずは壁画から見てみます。
壁画の内容
一つの板の上に生き物が乗っていて、天上にも何かがいる。生き物は増えていく。
板の上が生き物であふれたら天上の奴が面倒くさそうに新しい板を用意する。
最終的に板は7つにまで増える。
 この壁画を見て、ジョーが<神秘学>判定で解読しようとしますが失敗。
「これは地獄絵図だ!!」
とか言い出します。無視して街の人に尋ねますが、街の人にもわからないようです。次にゴーレムを見ると、そこには竜の鍵がどーとか猿の鍵がどーとか書いてあります。まずはそれらを探せということらしいです。
 そのあと私達はオーガ討伐の準備のために武器屋と防具屋へ。武器屋には手頃な武器はありませんでしたが防具屋には鋼鉄製ラージシールド+3スタテッドレザー+3がありました。どっちも全員の有り金をはたいてギリギリの値段です。なので、オーガに突っ込んでいくミーク用に盾の方を買いました。

 ひとまず落ち着いたところでレベル上げのため野良モンスター狩りに行くことになります。メンバーはジョー、ミーク、トライフ、私(エイプリル)の四人。ソルマック二世は具合が悪いとかで街に待機です。
 一日目は何も見つけられません。そして二日目、280フィート先に紫の牛っぽいもの(ゴルゴーン)を発見。こっちに向かってくるので戦闘開始。1ラウンド目、とりあえず近寄ります。2ラウンド目、近寄ってきた敵をジョー(熊)とミークで狭撃。私たちは少し離れてまわりこんでいます。そして3ラウンド目、敵は包囲を抜けてジョー(熊)とミークに石化ブレスを噴射。そしてその攻撃でなんとミークが石化!! 結局敵は次のジョー(熊)の攻撃でやられますが、ミークがパーティーの共有財産ごと石になってます。すぐに神殿で回復してもらわないといけないのですが、その前に以下のことをすることになりました。(主にトライフの提案で)
 まず他に石にされた人がその辺にいないか探す。
 治りそうな像は一緒に持ち帰って治してもらう(謝礼目当てに)。
 風化している像からはカヘイ石が入っている袋状の部分を取る。
さすが真なる中立、容赦ないです。しかも私は腹心だしジョーは熊だしミークは石なのでだれも反対できません。結局、見つけた石像5体を熊にくくりつけ街に帰りました。
 街に入るとさすがに警戒されますが気にせず神殿へ。石像を並べて<ブレイクエンチャントメント>をかけてもらいます。すると、石化が解けたメンバーの中にに何故かガンテツを発見。事情を聞くと、親から放り込まれたドワーフ育成虎の穴(生還者無し)で修行するも脱落、気付いたら目の前にゴルゴーンがいてあっさり石化したらしいです。・・・まあそれはさておき、私たちは謝礼をめぐる心理戦にも勝利し合計で金貨25000ほどの収入を得ました。

 そして、トライフのレベルが上がったため一週間ほど休むことになります。ちなみに、その間にちょうど毎月恒例のあの日がやってきます。そう、熊化したジョーが仲間に襲いかかる日です。ジョーはもう熊レベルが2ほどあるので普通に戦えばかなりの強敵。なので、頑丈な部屋を借り、鎖で縛って中に転がしておくことになりました、三日間ほど。扉の前にはソルマック二世、ミーク、ガンテツが待機しています。(私とトライフは宿)
 最初の数日は何事もなく過ぎます。しかし三日目の満月の日の朝、なにやらジョーを監禁している辺りが騒がしいです。耳を澄ますと、頑丈な扉をダメージ1D8+10の爪で破ろうとしているかのような音が響いています。もし破られたらあの三人だけではかなりヤバイです。なんだか、今回の収入を一気に神殿に払わなければいけない事態になるような不吉な予感がしてきました。大丈夫でしょうか。

続く


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